よくあるご質問にお答えいたします

NPO法人サウンドウッズが提唱する木材コーディネートや基礎講座に関する代表的なご質問と回答をまとめました。また、その他のご質問には事務局でお答えいたします。下記の「お問い合わせ」ボタンからお問い合わせください。

INDEX

木材コーディネーターに関するご質問

質問

木材コーディネーターは、なぜ必要なのですか?

答え

持続可能な森づくりには「森」と「まち」の仲立ちが必要だからです。

天然資源である森林は、環境保全や景観として大切な公共財産である一方、山主(森林所有者・林業家など)が責任をもって手入れをする私的な財産でもあります。

特に人工林で健全な森林を後世に残していくには、山主が持続的に森林を整備するために必要な収益を確保する必要があります。中でも、手入れが行き届いた森林の立木は、その価値にふさわしい価格で取引されることで、次の森づくりへの投資につながる収益を森林所有者に生み出し、森林経営の循環につなげなければなりません。山主の森林経営意欲を高めるためにも、立木の価値に応じた木材利用をコーディネートすることが必要なのです。

森林の保全に必要な収益を山主にもたらすためには、「まち」にある木材利用のニーズを「森」(山主)に届けると同時に「森」の情報をまちへ伝え、木材の流通全体を見渡して「森」と「まち」の間の木材の流れを“つなぐ”ことが必要です。その仲立ちをする人材を「木材コーディネーター」と呼んでいます。

質問

木材コーディネーターは、誰でもなれますか?

答え

志があれば、誰にでも道が開けます。

木材利用を通して山主へ収益を還元し、木材利用によって健全な森づくりに関わろうという志を持つ方が木材コーディネーターです。

特に、森林林業、木材製造流通、木造建築など木材利用分野の実務経験や基本的な知識をお持ちの方で、地域の木材流通「全体」の利益を生み出すために、関係する事業者の役割と経費の分配を行う立場にある方が適任です。

質問

木材コーディネーターとして活躍するには何が必要ですか?

答え

関係事業者と情報共有をはかるコミュニケーション能力と調整能力が求められます。

「森」から「まち」までに関わる様々な業種業態の事業者の収益構造を理解して「山」へ収益を還元するサプライチェーンが必要です。そのためには、関係する事業者の負担と利益を考え、利害関係を調整する役割が木材コーディネーターだといえます。

質問

木材コーディネーターを本業にできますか?

答え

本業にできます。

本業で取り組む木材コーディネーターも活躍中です。

紹介ページをご参照ください

講座修了生の多くは、素材生産、原木市場、製材所、木材小売り、工務店、建材メーカー、建築設計施工などに在籍しているため、流通全体の負担と利益をコントロールするコーディネーターという独立したポジションを確立するのは困難です。しかし、地域における各分野の関係者と連携を図り、流通全体の収益を向上させ、生み出した収益を森(山主)へ還元することで、次の森づくりに貢献することができます。

講座の修了者には、各事業者の立場で、連携を図りながら関係事業者を調整(コーディネート)する木材コーディネーターが増えています。また、木材製造流通や木造建築などの木材利用の業界からも木材コーディネーターへの期待が高まっています。

質問

木材コーディネーターとして関与しやすい製造体制は、どのようなものですか?

答え

あらゆる供給体制に関与できるスキルの習得が必要です。

地域の森林資源量や品質特性、素材生産能力等により、木材コーディネーターは様々な立場から多様なケースが想定されます。森林所有者への収益還元には、「量」と「質」を掛け合わせることで得られる資源価値の最大化を目指すために、「量的解決」と「質的解決」の両方の課題解決策を持つことが必要です。

中でも、立木を無駄なく使い切り、一本の木の価値を高めるために、立木の品質に見合った木取り(製材パターン)や商品企画による「質的解決」のスキルが木材コーディネーターには求められます。

質問

山主へ収益を還元できる木材利用には何があげられますか?

答え

付加価値が高い建築や家具への利用が有効です。

立木の利用価値を高めるためには、品質に応じた多段階の活用が必要です。そのために立木を選んで伐採し、製材して売り先を開拓するという総合的な展開が求められます。中でも、建築用製材は利用価値を高く設定できる可能性を秘めている有効な利用方法の一つです。

質問

山主へ収益を還元できる製造流通の仕組みにはどんなものがありますか?

答え

ニーズに応じて原木を調達する「注文生産」の仕組みが効果的です。

サウンドウッズでは、森の中の立木を在庫と考え、立木情報をデータベース化し、建築用製材として利用するための伐採・搬出を行って製品化する「立木販売」に取り組んでいます。

そのためには、建築事業者(工務店、建設会社、住宅メーカー)との木材供給体制の連携が不可欠で、まさに木材コーディネーターが必要とされます。

木材コーディネート基礎講座に関するご質問

質問

どうしても受講できない日程があるのですが、どうすればいいでしょう?

答え

次年度以降に実施する講座の講義に振り替えることができます。

受講する年度を含め3年以内で全講座を受講していただければ修了認定いたします。次年度以降に振替受講される場合は、別途講座受講料(会場代、テキスト代程度)が必要になります。予めご了承ください。

質問

現在、学生で卒業後に木材関係に進みたいと考えていますが、基礎講座の受講はできますか?

答え

実務者を対象としている講座のため、学生の方は受講できません。

ただし、学生の方にはインターン生として講座運営をお手伝いしていただきながら講義を受ける制度があります。修了証は発行されませんが、一般受講生と同様の講義・演習を受けることができます。

学生インターン生のお問い合わせはこちら

質問

基礎講座はどのような方が受講されていますか?

答え

森林や林業に関わっていたり、関心をもたれていたりする実務者の方です。

林業、製材業、木材小売り、木造建築、木製品製造などの森や木に関わるお仕事をされている方の他、行政職員、学校教員、コンサルタント、地域づくり団体スタッフ、NPOスタッフなどです。いずれも林業や木材流通に携わっている、もしくは志している方です。

質問

行政職員ですが受講できますか?

答え

受講可能です。

これまでにも多くの国家公務員、地方公務員の方が受講修了されています。

受講申込用紙に「受講動機記入欄」がありますので、受講される理由と受講の成果をどのように活用されたいかをご記入ください。

質問

受講料はいくらですか?また、最近の募集要項をいただけますか?

答え

受講料は募集要項に記載してあります。また、募集要項は通常7月上旬にホームページで公開いたします。

当講座は民間助成団体からの助成を受けて運営する年度があります。開催年度の助成金額により定価設定から減額した特別価格で募集するため、年度により受講料が変動しますのでご了承ください。

質問

基礎講座ではどんなテキストを使用していますか?また、そのテキストは購入できますか?

答え

独自に編集したテキスト(非売品・複製禁止)を使用しています。

テキストのみの販売はしていません。

質問

受講する前に予習することはできますか?

答え

受講生には講座開始前に予習テキストを配布しています。

予習用のテキストを受講生には配布しています。受講前にこのテキストで予習し、講座当日に備えてください。

質問

准木材コーディネーター認定試験とはどんなものですか?

答え

基礎講座の理解度を測る試験です。

講座の内容を最低限理解しているか、知識・技術の到達度を測るための試験です。受験資格は基礎講座の全過程の講座を修了された方です。

質問

准木材コーディネーターと認定木材コーディネーターの違いは何ですか?

答え

認定木材コーディネーターとは、准木材コーディネーター認定者の中でも、本業での取り組み実績がある方です。

准木材コーディネーターは、基礎講座を受講され、講座の内容を最低限理解されている方を指します。認定木材コーディネーターは、木材コーディネーターとして実践した活動内容に関し一定の成果をあげた方としています。NPO法人サウンドウッズが設置する評価委員会が認定いたします。

認定木材コーディネーターは、准木材コーディネーター認定者の中で、実際のコーディネート実績をもち、評価会で認定を受けた方です。実績を説明するエントリーシートの内容を、活動現場の視察や関係者へのヒアリングなどを行った上、委員会での評価を受けて、NPO法人サウンドウッズが認定証を発行します。

質問

木材コーディネーターになるには、どのような手順が必要ですか?

答え

基礎講座を受講・修了いただくことが第一歩です。

まず、基礎講座を受講され准木材コーディネーターになり、その後にご自身の取り組みやプロジェクトの内容を取りまとめたエントリーシートを作成していただき、NPO法人サウンドウッズにご提出いただきます。

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