木材コーディネート研修会1

2014年9月01日
今年度より、木材コーディネーター養成基礎講座を修了された方を対象とした
レベルアップ講座を開催いたします。

レベルアップ講座には様々なコンテンツを用意してあり、自身の知識レベルや
方向性に合わせて受講するコンテンツを選択していただく仕組みです。

今年度は、第一弾として木材コーディネート研修会(3回シリーズ)を実施します。

回数
分野 講師
第1回
木材利用分野
海野建設株式会社
日本全国スギダラケ倶楽部
海野 洋光氏
第2回
木材製造流通分野
泉谷木材
泉谷 繁樹氏
第3回
森林林業分野
日本土地山林株式会社
枡岡 望氏


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第一回の概要

日時:平成26年8月30日(土)13:00-17:30
会場:近畿中国森林管理局
講師:海野建設株式会社
   日本全国スギダラケ倶楽部 
   海野 洋光氏
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第一部:講義-海杉流 木材製品を売って儲かろう!!

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海野先生には、ご自身が手掛けておられる木材製品の製品開発、販売手法、
新製品の紹介をしていただきました。

インターネットを使った木材製品の販売ポイント、ランニングコストを抑えて
1よりも5の商品づくりを目指すこと、行政との関わりなど
木材利用分野に留まらず、マーケティングについても惜しげもなくノウハウを
ご教示いただきました。


第二部:ワークショップ
第二部は次の内容で行いました。
参加者を海野先生と同じ専門分野である木材利用分野グループAと他の分野である
グループBに分け、第一部の内容についてのグループBからの質問を、グループA
が回答するというものです。

海野先生と同じグループAに属する参加者は、専門用語をわかりやすく「翻訳」
する技術が身に付き、
一方、グループBは、グループAに「翻訳」してもらうことで、より第一部の
内容の理解が進みます。
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グループB(木材利用分野以外の分野の方)からは、グループA
(木材利用分野の方)に対して、次の質問が出ていました。

・一等材と上小節の金額面での違いについて
・インターネットでの木材製品の表示価格は購入者に関わらず一定価格なのか、
 業者と一般ユーザーで価格が異なるのか。

どちらもプロとしてそつなく回答するには案外難しいものでしたが、
木材コーディネーターとしてはぜひ対応しておくべき重要な項目です。

海野先生からは、正確な値段を伝えられない現状をユーザーに伝える必要性を
押さえたうえで、相場観は自分の足で情報を収集しなければならないこと。
時期や店でも価格が異なることを教えていただきました。



第三部:全体討論
木材コーディネーターの活動においても重要であるネットワーク形成能力に
ついて、参加者が進めているプロジェクトや海野先生の活動を例として
議論を展開しました。
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議論では、ユーザー側のメリットをいかに意識し、どのような手法で伝えるか。
公共建築における行政との関わり方など、こちらも木材コーディネーターとして
ぜひ押さえておきたい内容についてヒントをいただきました。

次回は9/20(土)の実施です。