第1回商品企画プログラム

2017年1月23日
木材コーディネート研究会が主催する3回シリーズのプログラムが始まりました。

木材コーディネート研究会とは、
木材コーディネート基礎講座を終了された方が、スキルアップし、
ネットワークを形成するための学びの場です。

今回の研究テーマは、「フローリング材の商品企画」です。

研究会のメンバーは、森林林業分野から木材製造流通分野、
木材利用分野と様々な専門分野を持っておられます。
普段の業務のなかで、商品開発やフローリング材に携わった
ことのない方もおられるため、一回目は、情報の共有を行いました。

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第1回商品企画プログラム

実施日:平成29年1月21日(土)10:00-17:00
会 場:近畿中国森林管理局
講 師:融点株式会社 代表取締役 秋松太地氏
    林業家・NPO法人サウンドウッズ理事 山口祐助氏
主 催:木材コーディネート研究会
事務局:NPO法人サウンドウッズ
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第2回目の様子はこちら
第3回目の様子はこちら

オリエンテーション
今回のテーマが決まった理由や、当プログラムのルール設定等について、
基礎講座受講年度から1人ずつ任命された世話役より説明がありました。

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商品開発とは
融点株式会社の秋松氏を講師にお招きし、デザインとはなにか。ニーズ
を知るとは。
アイデアを生み出す上で気を付けるところ。など、商品開発で考えておく
べきポイントについてお話いただきました。

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「デザインの本質とは、「(現状を)よりよくすること」×「差別化」である。
したがって、決してデザイナーと呼ばれる職業だけが考えるべきこと
でなく、仕事をするうえでは、誰もが広く知っておくべきことである」

「何もないところからいきなりアイディアは出てこない。アイディアが生み
出されるには必ずインプットが必要である。そのためには、顧客情報や競合
の情報を収集するのはもちろんのこと、一見林業などの今回のテーマと関係
のないような情報も広く集めることが重要である」


商材を知る1
今回のテーマとなるフローリング材は、サウンドウッズの理事も務めて
おられる山口祐助氏の立木から作ることを想定しています。
そのため、山口さんを講師としてお招きし、立木情報や生産量などを
インタビュー形式で教えていただきました。

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参加者からは、以下のような質問が投げかけられていました。
・山土場へ出すまでの生産コストの他、持続可能な林業を営むには
 どの程度のコストを見込むべきか。

・間伐材を搬出すると仮定した場合、年間どれくらいの搬出が可能なのか。


商材を知る2
続いて、フローリング材をご自身の材木店で取り扱っておられる研究生からは、
フローリング材の市場について解説をいただきました。
また、建築士として、日々フローリング材のニーズを施主さんから聞いておら
れる研究生からは、他の床材と比較した無垢フローリングのニーズについて
解説をいただきました。

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「フローリング材は、合板フローリングが主流である。その理由として、
安い、傷がつきにくく、メンテナンスが少なくて済む、クレームが少ない
等が挙げられる。
最近では、合板フローリングでも無垢の質感やデザイン性を追求した
商品が販売されており、それには、無垢フローリング材にはない機能
(床暖房対応や、消音対策等)が備わっている。
無垢フローリング材の商品企画をする際は、このような合板フローリン
グ材とどのように差別化するのか、が求められる」


「無垢のフローリング材は、合板と比べて傷は必ずつくし、メンテナンス
も必要であるが、無垢に関心のある方は、これらの点に一定の理解を
もっておられる傾向が高い。しっかりと、無垢フローリング材のメリットと
デメリットを理解し、納得いただいたうえで購入いただく必要がある」

「さねの規格は、製材機のメーカーや刃の種類によっても異なり、非常
に精度の高い加工技術が求められる」


グループワーク
4つのグループに分かれ、それぞれにここまで得られた情報について
自由にディスカッションしたうえで、立木からフローリング材になるまで
に、どのような流通段階があり、そこにどのような人が関わるのかを
模造紙にまとめていただきました。

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フローリング材がどのようなシーンで誰に使われるのかを書き出すことにより、
商品企画のアイディアが色々浮かんだようです。
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次回は、これらのアイディアを基に、一人一案商品企画をまとめていただき、
グループごとで練り上げるステップに移ります。