お知らせアーカイブ

木材コーディネート研修会3

2016年3月25日
平成28年3月12日に、第3回目の木材コーディネート研修会が開かれました。

IMG_0087+.jpg


平成27年度木材コーディネート研修会

回数
分野講師
第1回
木材利用分野
木構造振興株式会社
原田 浩司 氏
第2回
木材製造流通分野
株式会社丸七ヒダ川ウッド
神戸 友弘 氏
第3回
森林林業分野
有限会社安田林業
安田 孝 氏


この研修会は、研究会の今年のテーマである「森を育てる木造建築」に基づいて、
それぞれのお立場で「森を育てる」活動や事例をお持ちの講師3名にその取組を
ご紹介いただき、木材コーディネーターとしてどのように関わることができるのか
検証する講座です。

第3回目は、広島県の有限会社安田林業より、代表の安田孝氏に
お越しいただきました。

______________________

第3回木材コーディネート研修会の概要

日時:平成28年3月12日(土)13:00-17:00
会場:近畿中国森林管理局
講師:有限会社安田林業

        安田 孝 氏

_______________________


第1部:講義

安田林業が実践しておられる「持続可能な循環型林業経営」についてお話を
いただきました。
林業は、苗木を植え、育て、木材として収穫されるまでの期間が長期なことか
ら、持続的な経営を日々追求し、実践されています。

IMG_0071+.jpg

「持続可能な経営とは、毎年一定の収入を得ることである。
日々の生計を成り立たせながら森林を長期に渡り管理するために、
苗木植え付け、下刈、間伐、主伐のすべての工程を毎年行っている」


第2部:グループワーク

第1部の講義では分かりづらかった用語や考え方について、まずはグループで
共有を図り、解説できる人が相互に教え合う時間を持ちました。

IMG_0077+.jpg

グループ内では解消できなかった点については、
全体で共有しました。
IMG_0097+.jpg

参加者からは、持続可能経営のための大きな要素の一つである人材育成に
ついてや、広葉樹の可能性についてなど、様々な質問が寄せられました。


第3部:ディスカッション

『木造建築に関わる「売り手市場」を生み出す木材コーディネートとは』
というテーマで全体で意見交換を行いました。

IMG_0101+.jpg

「売り手が曲がりや品質などの情報を的確に把握し、その情報を出すことが
売り手市場には重要なこと」

「売り手と買い手が価格や材の使い方などで互いに交渉できる立場にある
ことが売り手市場のポイントである。その意味では、林業は遅れている」


今回で今年度の研修会は全て終了しました。
これら3回の研修会で得られた知見を基に、研究会の成果へと
つなげていきます。


木材コーディネート研修会2

2016年3月04日
木材コーディネート研究会が主催する、木材コーディネート研修会の第2回目が
2月27日に行われました。

IMG_0029+.jpg

 平成27年度木材コーディネート研修会

回数
分野講師
第1回
木材利用分野
木構造振興株式会社
原田 浩司 氏
第2回
木材製造流通分野
株式会社丸七ヒダ川ウッド
神戸 友弘 氏
第3回
森林林業分野
有限会社安田林業
安田 孝 氏



この研修会は、研究会の今年のテーマである「森を育てる木造建築」に基づいて、
それぞれのお立場で「森を育てる」活動や事例をお持ちの講師3名にその取組を
ご紹介いただき、木材コーディネーターとしてどのように関わることができるのか
検証する講座です。

第2回目は、岐阜県の株式会社丸七ヒダ川ウッドより、専務の神戸氏に
お越しいただきました。

______________________

第2回木材コーディネート研修会の概要

日時:平成28年2月27日(土)13:00-17:00
会場:近畿中国森林管理局
講師:株式会社丸七ヒダ川ウッド

        神戸 友弘 氏

_______________________

第1部:講義

神戸氏のこれまでの経歴などをご紹介いただくとともに、株式会社丸七ヒダ川ウッド
で生産されている商品について、また、同社が組合として関わっておられる東濃ひの
製品流通協同組合についてもご紹介をいただきました。
IMG_0011+.jpg

「株式会社丸七ヒダ川ウッドでは、役物を取り扱っているため、原木市場での目利き
が非常に重要である。と同時に、材の価値を決める製材オペレーターも重要な役割
を果たしている」


第2部:インタビュー

第1部の講義で、神戸氏の取り組み内容についての基礎情報を参加者と共有した
のち、第2部では、今回の司会を務める准木材コーディネーターの樋口氏より、
神戸氏に対して、インタビューにて取り組み内容についてより深くお聞きしました。

IMG_0004+.jpg

インタビューでは、木材の価値を高めるために工夫されている点や、自社ブランド
の要である製材オペレーターをはじめとする人材育成方法について、品質へのこ
だわりなど様々お伺いしました。普段はお聞きすることのできない突っ込んだ話を
お伺いすることができました。


インタビューの後は、研修会からの参加者とも質疑応答の時間をとりました。
IMG_0016+.jpg
参加者からは、原木を仕入れる際の目利きポイントや、良質な材が入手しにく
くなっている原因など、鋭い質問が寄せられました。




第3部:ディスカッション

最後は、神戸氏から情報提供いただいた内容を、研究会のテーマである「森を
育てる木造建築」へと昇華させるには、木材コーディネーターとして、誰に何
を伝えるべきか2グループに分かれて検討しました。

IMG_0028+.jpg

最後にその内容を全体で共有しました。
IMG_0052+.jpg

各グループからは、社寺仏閣などに用いられている伝統技術を、デザインの
力でインテリアなど他の分野に応用できるのではないか。
森林林業・木材製造流通・木材利用の各分野の方々がそれぞれ正直に
情報を共有し合う必要性がある。などの提案が示されました。

次回は3/12に行われます。