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平成28年度木材コーディネート基礎講座がスタートしました!

2016年9月29日
7年目を迎える木材コーディネート基礎講座が、今年度もいよいよ始まりました。

森林や木材に関わる各分野において、既にご活躍されている20名の方が全国から
新たにお集まり頂きました。
これから約半年に渡り、木材コーディネートについて学んでいきます。

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今回の講義はこちらの通り
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【講義概要】
 
日時 :平成28年9月24日(土)10:00~16:30
講師 :能口秀一(木材コーディネーター)
事務局:安田、桜木(司会進行)
インターンシップ生:鈴木(受付・レポート・撮影)
場所   :近畿中国森林管理局
内容   :オリエンテーション                    (10:00~12:00)
    座学1  木材コーディネーター概論 (13:00~14:15)
    座学2  原木の特性                      (14:30~15:45)
            考査1                                      (16:00~16:30)
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オリエンテーション

まずは受講者の皆さんに自己紹介をしていただきました。
ご自分の所属や活動内容も含めて発表して頂きました。
短い時間でも参加理由などから皆さんの木材への様々な思いが伝わってきます。


続いてはグループワークです。
グループワークでは、5人が1グループになってディスカッションを行います。
テーマはズバリ「受講を通じて得たい事」と「得たことを通じてやりたい事」です。
これを各自ポストイットに書き出し、時間内にグループごとで模造紙にまとめて
もらったものを、最後に発表して頂きました。

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どのグループも皆さんの得たい事や、将来やりたい事で机が埋まっていした。
その中でも、「川上から川下までの全体の仕組みを知りたい」、「人脈・仲間の
必要性」、「一般の人に山を近くに感じてもらう為の活動」といった考えが多く
見られたように思います。

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グループによっては専門分野がバラバラの受講生が集まった所もあり、山が抱える
問題点や解決方法を共有しあい、また個々の認識の違いを再発見する事ができた
ようです。

座学1  木材コーディネート概論

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講師は、基礎講座を通じて木材コーディネーターの能口秀一が務めます。

座学1では、人工林の現状や施策、地域産木材流通の課題を確認した上で、
木材活用を促す為の木材コーディネーターとしての役割を解説いたしました。

「木材を使えば使うほど森林資源の持続性が低くなり、所有者の意識も下がる
ような流通は森の価値を高めるものではない。それを高めるためにコーディネ
ーターとしての活動がある」

「林業の従事者は、森を見て、市場でいくらの価値があるかという所までは考
えがいく。
ただしエンドユーザーまで届くような木材の利用方法を考えられる人は少ない」

「地域材を使う補助制度の中で、自分が購入した木がどこから来てどういう風
に森に影響を与えているのかを知ることができるような、より細やかなトレーサ
ビリティが必要である」


座学2  原木の特性

座学2では、立木から製材までの各段階において、品質を決定づける要因や
目利きの重要性、育林や造材方法によって品質をコントロールする方法を学
んで頂きました。

「木材の価値を高めるには、立木、原木、製材それぞれの段階での目利きと、
各段階を行ったり来たり関連性を持たせながら見る事が大事」

「良い木を育てたいのであれば、原木に見られる欠点を育林の途中で外して
行く事が重要」

「基礎講座の受講を通して、人の相場で動くのではなくじっくり観察する目を
持って、木材の評価基準を自分で作れるような力を習得して欲しい」

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次回は下記の内容です。
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【講義概要】
 
日時   :10月15日(土)10:00〜16:30
講師   :能口秀一(木材コーディネーター・フォトグラファー)
事務局:桜木(司会進行)
インターンシップ生:鈴木(受付、レポート、撮影)
場所   :近畿中国森林管理局
内容   :写真活用講座        (10:00~12:00)
    座学3  森林の計量・木材の計量  (13:00〜14:15)
    座学4  木材のグレーディング   (14:30〜15:45)
    考査2                                  (16:00〜16:30)
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レポート:鈴木守門(インターンシップ生)