令和元年度木材コーディネート基礎講座が始まりました

2019年10月01日
今年度もいよいよ木材コーディネート基礎講座が始まりました。
今年度は、東京・埼玉で開催いたします。
まったく新しい環境になるので事務局も気持ち新たにして進めていきます。
20190921inou01.png


【講座概要】

日時 :令和元年9月21日(土)10:00~16:30
講師 :井上淳治(准木材コーディネーター)
事務局:安田哲也
インターンシップ生:伊能健悟
場所 :木材・合板博物館
内容 :オリエンテーション(10:00~12:00)
座学A 木材コーディネート概論 (13:00~14:20)
座学B 原木の特性(14:30~15:45)
考査AB(16:00~16:30)

【講座内容】

今年度もインターンシップ生のレポートを掲載いたします。

<講座レポート  作成者:伊能健悟>

オリエンテーション

まず、事務局代表の安田氏から挨拶、スタッフ紹介、事務手続き等の説明があり、
その後受講生の自己紹介、木材コーディネート講座最終課題の説明と続きました。

受講者の方の自己紹介は皆さん個性的で、どの方の話も面白く聞かせて頂きました。

20190921inou02.jpeg

最終課題の説明では、木材コーディネーターとして必要なスキルである「伝えること」が
重要であると安田氏から説明があり、また、講座内で受講者同士がそれぞれの
専門分野について積極的に教え合うことも大切にして欲しいということも強調していました。


座学A 木材コーディネート概論

埼玉県飯能市で林業と木工房を営んでいる井上氏による講義です。
井上氏も本講座の修了生であり、現在は准木材コーディネーターとして幅広く活動されています。

20190921inou3.png

はじめに木材コーディネーターに期待される役割について、今の日本における木材業界での課題の背景の説明とともに概要を学びました。
続いて、実際に森林・木材業界の現状について数値的な統計情報を読み解きながら、井上氏が、その統計的な数値が現れることになった歴史的な背景知識を絡めながら説明しました。
人工林面積の変化といった基本的な情報から、鳥獣害に関する最先端の研究・対策の紹介まで幅広く学びました。
また、分野に関しても林業・製材・流通・木材利用という、川上から川下まで様々なトピックを知ることができました。

20190921inou4.png


座学B 原木の特性

この講座では原木の特性に関して専門的な部分にまで踏み込んで学びました。
初めに本講座での育林についての定義を明らかにし、それが目標とする山づくりを実現するために必要な技術について井上氏から説明がありました。

20190921inou5.png

次に、吉野や天竜といった日本の代表的・特徴的な育林事例の紹介があり、それらを踏まえた上で気候・地形といった育成環境と植林密度・間伐といった人為的な要因がどのように立木・原木の品質に作用するかを学びました。

森林レベルでの育林の効果について学んだのちに、樹木の横断面に現れる情報から、その個体がどういった環境で、どのような施業をされていたかを考える方法について学びました。


【次回の講座概要】

日時 :9月22日(日) 10:00~16:30
講師 :安田哲也(一級建築士)
井上淳治(准木材コーディネーター)
事務局:安田哲也
インターンシップ生:輪竹剛、伊能健悟
場所 :木材・合板博物館
内容 : 座学I・J 木材コーディネート事例 (10:00~12:00)
座学C 森林の計量・木材の計量 (13:00~14:15)
座学D 木材のグレーディング(14:30~15:45)
考査CD(16:00~16:30)