木材コーディネーターとは

木材コーディネーターは、森林から、製材乾燥加工を経て木造建築や木製品として暮らしに活かされるまでの、いわゆる「川上」「川中」「川下」を俯瞰し、調整するのが使命です。木材を活かした豊かな暮らしを提案することで木材の価値を高め、森林所有者が次の森づくりをするために必要な収益を生み出し、持続可能な森づくりにつなげます。

木材流通に新しい道を

森を育てる木材流通を構築するために、木材コーディネーターは、魅力的な木材活用方法を生み出し、資源価値を高める木材の製造方法を関係事業者と共有し、森林所有者の森づくりに対する意欲を高めることで木材の利用と森づくりをつなげていきます。

木材流通に新しい道を

人々に木のある暮らしを

同じ樹種でも一本一本、性質が違うのが木の特徴です。この性質を読み取り、適切な使い道を考案することで木の価値を高め、木を使う人たちに喜んでいただけます。文字通り「適材適所」。失われつつある先人たちの智恵と技を継承することで人々に豊かな暮らしを、そして森に元気をもたらします。

木材コーディネーターの仕事

森林資源の調査から木の家を建てる際の効率的な木材調達、調達した木材を最大限に活用するため適材適所への利用提案、建主への木材のよさを伝えることなど多彩にわたります。さらに、地域材の有効活用をめざし、自治体等への提案なども行います。

木材コーディネーターと
仕事紹介