2021/12/17
【レポート】木材コーディネート連続討論会2021第2回
先週に引き続き、木材コーディネート連続討論会第2回を開催しました。
木の香りがあふれるNPO法人サウンドウッズ丹波事務所からのオンライン配信。
丹波事務所については、オンライン初公開だそうです。
概要についてお伝えします。
【第2回 次第】
日時: | 令和3年12月11日(土)15:30~17:30 |
次第: | 第一部 木材コーディネート活動と現在の木材業界について紹介 |
第二部 講師討論「地域材供給のためのサプライチェーンを担う木材コーディネーターの役割」 | |
第三部 質疑応答・まとめ | |
ゲスト講師: | 赤堀楠雄(林材ライター) |
登壇者: | 安田哲也(NPO法人サウンドウッズ代表理事) |
開催方法: | オンライン |
【第2回の様子】
まず、安田よりNPO法人の最近の活動について紹介がありました。
建築に山の木を使った後は、ちゃんと木を植える好循環を生み出すプロジェクト。
また建築に必要な木を出すためには、どれぐらいの山林に関与していかないといけないか
試算結果についても紹介がありました。
続いて、ゲスト講師の赤堀氏よりウッドショックで垣間見た
サプライチェーンについて、見解がありました。
また、一部流通業者を経由しない国産材の流れについて、
川上側がその流通業者が行っている仕分け作業を肩代わりしているだけだ
と実態について解説があったのが印象的でした。
お二人の講演に続いてディスカッションが展開されました。
ウッドショックにより波に乗れた製材所もあったようですが、
サプライチェーンとして山側にも参入した事例の話や、
減りゆく製材所にも配慮した関係づくりなど、
木材コーディネーターの調整力が現場に求められていることが議論されました。
休憩の後は、質疑応答となりました。
利益相反を乗り越えたサプライチェーンの構築についてや、
木材コーディネーターの立ち位置など、気になっている質問に
お二人が回答を進めていきました。
【次回について】
日時: | 令和4年1月22日(土)15:30~17:30 |
次第: | 第一部 木材コーディネート基礎講座修了生による活動発表1 |
第二部 木材コーディネート基礎講座修了生による活動発表2 | |
第三部 全体討論・まとめ | |
評価委員: | 赤堀楠雄(林材ライター) |
能口秀一(木材コーディネーター) | |
井上淳治(認定木材コーディネーター) | |
司会: | 安田哲也(NPO法人サウンドウッズ代表理事) |
開催方法: | オンライン |