【レポート】令和5年度木材コーディネート基礎講座第11回
基礎講座も最終回となりました。
本日も、インターンの伊藤より受講レポートです。
【講座概要】
日時: | 令和6年 2月 17日(土)13:00~17:00 |
ゲスト講師: | 戸田昌志(認定木材コーディネーター) |
講師 | 井上淳治(林業家・認定木材コーディネーター・基礎講座講師) |
能口秀一(基礎講座講師) | |
進行: | 安田哲也(基礎講座講師) |
事務局: | 藤田良子 |
インターン: | 伊藤和樹 |
開催方法: | オンライン |
【内容】
ワークショップ | (13:00~16:00) |
令和5年度修了式 | (16:10~16:30) |
【講座詳細】
ワークショップ
第10回で発表されたビジネスプラン17点のうち、選出された2点を題材に議論を行いました。
一人目の発表者は、立松昌朗氏。
社有林の木で民間の非住宅建築への木材利用を促進するプランです。
立松氏からビジネスプランをもう一度説明がありました。
その後グループごとに疑問点を整理して質疑応答にて解消し、
最後に立松氏にブラッシュアップにつながる提案をしました。
人材の確保やそもそもニーズが存在するのかなどの課題に対して、
講師の助言を含めて議論を深めました。
社有林の情報収集にヒントが寄せられたり、
地域に根付いて社員も森を楽しむ方法などいろんな提案があり、今後の展開が楽しみです。
二人目の発表者は、赤岩勝彦氏。
川下側から見える課題を木材活用相談室にて解決する仕組みの提案です。
赤岩氏からページが追加されたビジネスプランの説明がありました。
グループごとでの疑問点の整理では、神奈川県へのこだわりがあがりました。
地元愛が原動力という回答で、グループワークがかなり盛り上がりました。
最後にブラッシュアップにつながる提案をしました。
林業地が狭いならではのブランディングや
地元産の木材について解像度を上げた熟知が必要などあがりました。
構築した仕組みを利用するターゲットの絞り込みがカギになりそうでした。
続いて講師賞の授与がありました。
木材コーディネーターとして、多くの人を関係させていく中で、
各々関係者が楽しめる仕組みづくりということも持続的な発展においては必要であると思いました。
建築で用いる地域の木材量を適切に把握するために、
解像度を上げた用材の把握は、十分に留意する必要があると思いました。
令和5年度修了式
令和5年度木材コーディネート基礎講座の全過程を修了された方に
修了証が授与されました。
令和5年度の木材コーディネート基礎講座は無事に終了いたしました。